最近、身近な人間が重傷になったと聞くだけで冷たい汗が背中を伝うようになった。
心配しすぎなのだろう。
5日で治るのだ、それに生きて帰ってこれたんだ。それ以上望むものはない。
はずなのに。
この手で直接守れない焦燥感と、素っ頓狂な事を言ってるのを自覚して嘲笑する自我。
身近な者すら直接守れないものなのかと。
皆も考えて行動してるのだ、信じて待ってやれと響く声と。
最近、妙に頭の中がごちゃごちゃになってきた気がする。
そして、いつの間にか増えた「繋がり」がそれを助長して行く……。
繋がって行くということは
守りたいものが増えると言うこと。
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