「お前さぁ…」
「な、なにさ」
「…………」(紅茶を飲んでいる)
「な、なにさ!なんか言ってよ!」
「…………」
「…………」
「なんか言うことは?」
「…………てへっ☆」
「置いてくわ」
「あー!タンマタンマ!」
「俺は、今、保護者役を引き受けたのを、全力で、後悔している」
「だってぇ……」
「だって、じゃねぇだろ」
「う、す、スミマセン」
「よろしい。今度同じようなことになったら」
「なったら?」
「交通費全部お前持ちな」
「えー?!やだー!」
「うっさい、嫌なら道覚えろ馬鹿野郎」
「大体ここまでのお金すら持ち合わせてないよーだ」
「おばさんから月の小遣い引いてもらう」
「やだー!!!」
「テメェな…ここまで迎えに来てる俺の交通費もこれから帰る交通費二人分も俺持ちなんだけどなああぁぁぁ」
「スンマセン」
「今日は飲みもんだけだかんな」
「チェッ」
「なんか言ったか」
「なんでもないです」